バトエン、記。

映画・アニメ・特撮から好きなものの感想とか、趣味を形にしたくてはじめました。

「仮面ライダー 正義の系譜」に関する思い出雑記

今回は、バトエンがはじめて親に買って貰った思い入れも深い懐かしのレトロゲームを紹介します。

 

プレイステーション2のゲームソフトをレトロゲームというのは、バトエンの年齢的に未だ抵抗感があるのですが、プレステーション5とかになってしまっている今、時代の流れを受け入れるしかないのでしょう。

 

そのゲームのタイトルは、「仮面ライダー 正義の系譜」となります。簡単なあらすじを説明しますと、

 


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山奥の発電所に蠢く闇の力は、悪魔の軍団であるショッカーを甦らせていた。しかし、甦ったショッカーの怪人は仮面ライダー1号である本郷猛にこう言い放つ。

 

「俺は、もはやショッカーの一員ではない」と。

 

様々な時代で同時に進行させる世界征服計画のどれかが成功しても人類の歴史は塗り替えられてしまう。

 

果たして、怪人軍団を甦らせた黒幕の正体は?

そして、その真の目的とは?

 

各時代で同じ発電所終結した仮面ライダー1号、V3、BLACK、アギトと怪人軍団の時空攻防戦の火蓋が切って落とされた。

 

 

 

このゲーム作品の何が凄いか、それは怪人の声を実際に演じた青二プロダクションの方々が再演されている事。

 


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過去から現在をかけても、それだけの怪人の原典声優さん達を起用した作品は、後年の映像媒体でも存在しないのだからその凄さが分かって貰えないだろうか。

 

もちろん、鬼籍に入られた方や出演できなかった方の声は別人が声を当てているのだが、ファンの贔屓目からだろうか?

 

それはそれで、再生怪人という存在の再現性をかなり高く上げてくれていると思ってしまう。

 

おまけにゲームのモーションは、あの大野剣友会が担当されているのだから、かなりのマニアも思わず涎を垂らしてしまうのではないだろうか。

 

大野剣友会といえば、「仮面ライダー」~「10号誕生! 仮面ライダー全員集合!!」までの故平山亨プロデューサーが担当したシリーズの殺陣を担当し、そればかりでなく第二次怪獣ブームであるいわゆる変身ブームを引率した東映特撮作品には欠かせない存在だったのだ。

 

だからだろう。ゲームの中の仮面ライダーは、堂に入った構えをテレビそのままに披露してくれるのだ。

 

また、この作品はオリジナルストーリーと共に本作品オリジナルの怪人も登場するのが魅力のひとつに挙げられるだろう。

 

バイオハザードの制作スタッフが作ったらしい本作品は、たしかに不気味でおどろおどろしい雰囲気を醸し出していて、ショッカーの怪人達も生物感溢れる良デザインに少しだけアレンジされているような風でもある。

 

だからこそ、生々しいデザインの本作品オリジナル怪人の登場には当時びっくりしたものだった。

 

とはいっても、小学生だった時分のバトエンには難易度が難しく、本当の意味で全クリしたのは5、6年経ってからだったのだが。

 

おまけに2週目には、仮面ライダー1号が旧1号(当時はまだ桜島1号はファンからの呼称だった記憶)カラーで使用でき、それに合わせてナレーションも若干変化するという手の込みよう。

 

新1号では、ゲルショッカー出現から2ヶ月の時代設定で(※訂正・2ヶ月後ではなくて1ヶ月後でした)、それが旧1号になると死神博士を追ってヨーロッパから日本に帰国していた時期となるのだ。

 

そこから推測するに、このゲームの舞台となる発電所は、九州の熊本にあるのではないかと思われ、その理由は死神博士を追ってヨーロッパから一時帰国してその戦いの舞台となったのが九州の熊本だったからだ。

 

さらにさらに、2週目でしか出会えないボスキャラがいたりして、もう。

 

そんなバトエンの小話はさておいて、ファンアイテムとしても中々な逸品だと思われるこの「仮面ライダー 正義の系譜」だが、今なら中古で1000円もあれば手に入るのではないだろうか。

 

 

 

今回はこの辺で終わりたいと思います。

こちらは、このゲームの熱狂的(たぶん)ファンの方が作った解説及び考察動画です。

面白いので、よかったら是非とも。

 

 

この記事を書いている時点で前述の2週目プレイ要素を“再放送”と題名して動画を投稿されているようですので、そちらも是非とも確認しましょう。