バトエン、記。

映画・アニメ・特撮から好きなものの感想とか、趣味を形にしたくてはじめました。

「TTFC直産シアター 仮面ライダーセイバー 第三幕 セイバーVSシャドームーン、そして…。」ネタバレ有り感想


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東映特撮ファンクラブ(以下TTFC)にて配信されたオリジナルムービーのセイバーVSシャドームーンが何故か東映特撮YouTube Officialで、

昨夜から公開されていたのでバトエン宅はテレビがないような家庭なので正直セイバーのことは、

スーパーヒーロー戦記でしか知らないのだが視聴してみた。

 

なんだかTTFC会員が自撮り動画を投稿して劇中に参加できるリモート・エキストラという試みをしているそうで。

 

こういうちょっと攻めた企画みたいなのはバトエン的に平成初期をなんだか思い出させる良いアイデアだと思います。

出演できたチビッ子には良い想い出にもなるでしょう。

 

TTFC…月額1000円くらいで東映特撮が視聴し放題なのは魅力的なのですが、Amazonプライムの月額500円程度のマイヒーローチャンネルも捨てがたく。

バトエンは今はマイヒーローチャンネルとdTVの二刀流で行ってます。

U-NEXTは今月で解約しようと思ってます。思った以上に使わないし、ディズニー+に加入したらもっと要らない子になるでしょうから。

 

ヒーローショーを配信でというのはウルトラマンが先にやってる印象だったのですが、このセイバーVSシャドームーンは特殊撮影も使った2.5次元(?)的な50年前のスーツもテレビで使用されたもので、

地方のヒーローショーで稼ぎをしのいでいた仮面ライダー1号と2号の頃からの本物の仮面ライダーに会える!

的なノリのやつなんでしょうかね。

 

当然、スーツアクターさんたちも動ける動ける。

これ本職の人たちなんじゃないのかというくらい仮面ライダーも怪人たちも動き回ります。

 

敵のキリギリス・メギドとショッカー戦闘員の冒頭からの長尺のコントは、ヒーローショーではお馴染みの子供が怖がらないためのコミカルな演出。

 

それこそ仮面ライダーのキノコモルグ回やトリカブトロン回でも子供たちを騙す手段であったとはいえ怪人がひょうきんな態度をとったりする伝統芸能のようなものであり、

いずれもお化け大会だの怪獣サイン会だのの名目ではありましたが、ショーという体裁は取っています。

 

そんなこんなでショッカー戦闘員を生け贄に捧げてから呼び出されるシャドームーンに苦戦するセイバーの危機に仮面ライダー1号が駆け付けます。

 

1号のライダーパンチからセイバーとのダブルライダーキックで締め。

こういうショーってテレビとキャラが違うとか言われがちのようですが、バトエンはあまりヒーローショーに馴染みがない田舎っ子なので実はあまりピンとは来ないのですが、

本家の声優さんや役者さんが声を当てるくらいなら変身までやって良かったのでは?と少し思いました。


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司会のお姉さんもお約束のひとつですよね。

しかし、改めて見ると初見ではお顔の奇抜さに眼を奪われてしまったのですがデザインは格好良いですねセイバー。

アシンメトリーなのもイカしています。

 

最近の仮面ライダーは一般にもウケを狙っている気がしますね。

それがこういう企画だったり、SNSでの広報だったりいろいろですが良いことだと思います。

なにか新しいことをする時って東映くらいの会社なら話題にはなりますもんね。

 

こういうネットでの配信で儲けが出てそっちに力が入り出すと、ゆくゆくは賛否両論の玩具展開も若干和らぐ可能性もありますしね。

まあただどちらにしてもチビッ子には嬉しい、親御さんには痛い出費にはなるでしょうけどね笑

 

特殊撮影を利用しながらもあくまでもヒーローショーの体裁は崩さなかったこの作品は凄く好感持てました。

それでは今回はこの辺でさようなら。