バトエン、記。

映画・アニメ・特撮から好きなものの感想とか、趣味を形にしたくてはじめました。

二次創作ゲーム仮面ライダーのドット絵

今回は、二次創作ゲームとして仮面ライダー3号を主役にしたものを作る時に、敵役として登場するショッカーの御歴々をドット絵で何個か作ったので、そのご紹介。


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まずはこいつ。

この怪人は特撮テレビ番組の「仮面ライダー」には、影も形も存在しないバトエンが作り出したオリジナル怪人です。

 

名前はコウモルグモ。

仮面ライダーの最初の敵といえば蜘蛛、その次が蝙蝠の怪人だろうということで、そのふたつの生物を合成させて怪人としてみました。

 

前の記事で少し触れたような気がしますが、従来のショッカーの単一動植物昆虫の怪人にしない理由は、劇場作品「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」からももちろんありますが、

単一のモチーフだとシンプルになり過ぎるが故に、逆にデザインしにくいんですよね。

 

かといってショッカー怪人が単調なデザインなのかと言われればそうでもなく、特に中期から後期にかけてのショッカー怪人のデザインは素晴らしいものがあります。

簡単にいえば、デザイナー的な能力の力量が問われた時に、バトエンには無理だという事なのです。

 

それに合成怪人ならモチーフのネタにも困らないし、デザインなんてちょっと複雑そうに見せればそれなりなものに見えてきます。

 

 


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お次は、元祖蜘蛛男。

最初期のショッカー怪人って、本当に全身タイツまんまなのですが、怖さでいったら群を抜いています。

 

そのために、人間に近いシルエットでもあるんですよね。

これに関してはスーツアクターさん専用に型を取って造形したりしていたそうなので特に顕著でして、なんと表現したら良いのか、

 

生々しい感じが逆にあるんですよね。

 

 


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続きましては、ショッカー中期頃の怪人毒トカゲ男。

 

近年(と言っても5~6年前にもなりますが)のショッカーが出てくる仮面ライダーの映画なんにも出てきたりして、名前は知らないけど見た事はあるなんてファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

映画「仮面ライダー1号」では、まさかのショッカー残党のリーダー格なんて出世までしていた毒トカゲ男は、なんとなく登場させたくて少し頑張ってみました。

 

 


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今度は二次創作ゲームではショッカーの、本来ならばゲルショッカーの大幹部であるブラック将軍です。

 

ブラック将軍仮面ライダーの春の映画では中々出番の多い方だったと思います。

 

ブラック将軍のドット絵に関してはそこそこ自信のある出来上がりになりました。

 

作ってて「あ、これブラック将軍だわ」ってテンションがあがりまくりましたね。

 

 


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そして、仮面ライダーにはなくてはならないお馴染みのショッカーの戦闘員。

 

こいつらを指してショッカーだと認識されている方もいらっしゃると思いますが、厳密にいえばショッカーとは悪の組織の名前で彼らは戦闘員。

 

特に有名な後半の骨模様がある戦闘員は、そのまんま骨戦闘員といいます。

 

こいつらに関しては、ナイフやその他の武器を持たせてバリエーションを増やしたいところですね。

 

 


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最後にこいつ。

世にも珍しいショッカーの赤骨戦闘員。

 

この赤骨戦闘員は、特撮テレビ番組「仮面ライダー」でもたったの一回しか登場してない希少価値(?)のある奴らです。

 

ただの骨戦闘員をリペイントしただけですが、はぐれメタルみたいな滅茶苦茶エンカウント率が低くて、すぐに逃げ出すけど、倒したら怪人よりも経験値が獲られるとか面白いかなと。

 

 

 

そんな感じで、今できている敵役はこんなところですね。

もっと増やしたいところなのですが、初期のシンプルなショッカー怪人ならともかく、それ以降のショッカー怪人となると作るのに時間がかかるんですよね。

 

おまけに、気付いたらなんか立ち絵ばかりで面白味に欠けますね……もうちょっとポージングを考えたいところです。

 

それから何故、オリジナル怪人を作るのかですが、怪人とは影の主役でもあるからです。

 

メタ的な意味でも怪人がいなければ、格好良い仮面ライダーの活躍なんて拝めない訳ですし、そうだからこそ昭和の当時のチビッ子は次週の怪人に胸を踊らせていたりしたのでしょう。

平成の仮面ライダーではあまり考えられない事かもしれませんけどね。

 

だとすればこそ、既存の怪人をステージクリア型のRPGの各ボスにするのではなく、オリジナル怪人を作ろうと思ったわけなんですよね。

 

まあ、オリジナル怪人を考えるのが楽しいという理由もあるにはあるのですが……笑

 

最初のステージなので、もうあと3体くらい既存の怪人を作りたいところ。

それでは今回はこの辺でさようなら。