「ULTRAMAN」シーズン1 第1話・第2話 ネタバレ有り感想
今日は、長い間その存在自体は知っていたのですがシーズン2が始まるということで、Netflixにて独占配信された「ULTRAMAN」を視聴しましたので、今さら感もあるとは思いますがネタバレ有りの感想記事をば。
まずはじめに、バトエンは十数年前のウルトラマンゼロから入ったまだまだウルトラ歴の浅いニワカなので、そこはご容赦ください。
そして、何故今まで「ULTRAMAN」を視聴しなかったのか。
これは簡単な理由で、バトエンはNetflixに加入していないためですね。
しかし、界隈で面白いという評判と、なんとあのスーパーロボット大戦30にもDLCですが参戦するとあり、シーズン2の前に観とくかとたまたま立ち寄ったGEOにてDVDをレンタルしたのです。
そして第1巻の第1話、第2話を視聴しましたが、まさに王道のヒーロー物といった感じで凄く楽しめました。
あっという間に視聴し終えて、感想記事を書き始めたという次第です。
なんというか世界観が面白いですね。
第1話に登場した不良高校生が主人公の早田進次郎に「お前、さては今時珍しい正義感か?」と恐喝するシーンがありますが、その時にウルトラマンのスペシウム光線のポーズをしているのが、特にウルトラマンが実際に近くにいた世界ならではというかなんというか、
このシーンを考えた方は、中々に憎いと思ってしまう演出をよく思い付いたなと。
それから特筆すべきは、従来のアニメーションとは違い、日本では珍しい全編通してのフル3DCGアニメとなっており、素人目ですが、街を行き交う人々の仕草が凄くリアルに感じられました。
これが戦闘シーンとなると、もうハリウッドの大作アクション映画ばりに動く動く。敵のベムラーも超人的な身のこなしで、まるでドラゴンボールかのように戦います。
この自らを“最初の敵”だと称するベムラーは、特撮作品の方では怪獣墓場にウルトラマンが護送中に逃げ出した宇宙の悪魔だとされ、そのベムラーの同族が敢えてウルトラマンを模したスーツを着て、ウルトラマンの因子を持つ早田進次郎を狙う辺り、何かしらの伏線があるのでしょう。
実際に、早田進次郎の父である前作主人公ポジションのような立ち位置の元祖ウルトラマンである早田進を狙ってはいないように見えたため、まだこの後何かしらの展開があるのかもしれませんが、ウルトラマンの因子というよりは早田進次郎にまだ隠された秘密があるのではないかと勘繰ってしまいます。
そして、肝心の主人公の早田進次郎がスーツを纏って変身したウルトラマンですが、もうバリバリにMARVELのアイアンマンですよねー。
若干というかかなり目付きも鋭い感じで、原典のウルトラマンよりは端正な顔立ちのこの「ULTRAMAN」のスーツですが。
バトエンの好みでいうと、かなり大好きですね。
両腕のスペシウムブレードが、彼のアイコンたらしめる要素になりつつ、腕を十字に組む事であのスペシウム光線を放てるというギミックも大変素晴らしく格好良いと素直に思えます。
ですが、やっぱりどうしてもウルトラマンじゃなくてアイアンマンにも見えてしまいますが、そこはご愛敬という事ですね。
あと気になるのは、どうしてウルトラマンが早田親子に力を残したのか。
これはどう考えてもただの偶然の産物とは思えませんが、まああの早田進を事故で死なせてしまったウルトラマンなら、うっかりとも考えようによっては有り得ますが、そんなコメディチックな理由ではないでしょう。
そして、早田進次郎も早田進も、そのウルトラマンの因子をまるで呪いかのように扱っています。
ウルトラマンとは、人類が自らの力ではどうしようもなくなった時に力を貸してくれるような存在だとバトエンは思っていて、そこの理由にも注目していきたいですね。
何はともあれ、続きが気になる面白いヒーローアニメなので、引き続き視聴次第、ネタバレ有りの感想記事を書いていきたいと思います。